こんにちは、大家の鈴木です。
2021年、第二種電気工事士の資格を独学で取得しました。そのときのわたしなりの勉強方法をまとめましたので、よろしければ参考にしてみてください。
勉強のポイント
試験問題の詳しい解説は、参考書やほかの先生方におまかせして、わたしが試験勉強していたときの考え方を3つにまとめました。
- すこしでもいいから毎日勉強する。
- 最初はわからなくて当たり前。間違えたっていい。
- どうしても理解ができない難しい問題は飛ばす。
1.すこしでもいいから毎日勉強する。
せっかく勉強したのに、2、3日勉強しなかっただけで、覚えたはずのところを忘れてしまったりってありませんか?それはすごくもったいないと思いました。
わたしは勉強が嫌いでした。それを毎日するのは本当に嫌でした。ですがその結果、過去に受けた情報処理技術者試験は5年連続不合格。結局、資格を取得することは未だにできていません。
原因は、以前勤めていた会社から資格を取るようにと受け身だったからかもしれませんが、毎日勉強しないので、同じところの勉強の繰り返しで中々先に進まず、そのうちにやる気がなくなってしまいました。
それではダメだと思い、考え方を変えて毎日すこしでもいいから教材を開き問題を解くようにしました。
時間のないときは、教材1ページだけとか、1問だけ解くのような感じで勉強していましたが、毎日問題に触れるということが大切です。
勉強するときは、前回の復習→新しいところの順でやっていましたが、この順番が知識の定着につながったと感じています。
2.最初はわからなくて当たり前。間違えたっていい。
初めて問題を解くと、さっき解説を読んだのに間違えることはあります。今まではそれで心が折れてやる気を無くしていました。

また間違えちゃったよ。さっき勉強したばかりなのに。やるきなくなるわ。
それではいつもの繰り返し。この資格は取りたい。そんなとき、ふと…

間違えて当り前じゃないか、初めてなんだもん。
初めての問題を間違えるなんて当たり前。いいんです、間違えて。いま勉強している最中なんだから。
そう思ったら、心が軽くなり、間違えるのが怖くなくなりました。
3.どうしても理解ができない難しい問題は飛ばす。
第二種電気工事士の筆記試験の合格点は60点以上です。60点以上取れば、100点取らなくても受かります。
わからない、どうしても覚えられない問題は飛ばして、確実にわかる問題を絶対に間違えずに答えられるようにしようと考えました。
試験直前は毎日過去問を解きましたが、どの年の過去問も80点台はキープしていました。
参考書は一通り勉強した方がいいと思いますが、全部覚えようとしなくてもいいと思います。
目指すのは100点ではなく、筆記試験の合格です。
おすすめの教材
最後に試験勉強でわたしが使っていた教材をご紹介します。
参考書
- ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格

図が多くて解説が分かりやすいとてもいい参考書でした。
下の過去問の解説にこちらの参考書のページが記載されています。
- すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問

単行本くらいのサイズで持ち運びしやすいです。問題の解説には、参考書の方のページ数も記載されているので、参考書とセットで購入されるといいと思います。
参考書で一通り勉強したあとは、この過去問を繰り返し解きました。
WEBサイト
平成21年度(2009年)からの過去問を無料で公開されています。
すぐに回答がわかりますし、解説も書かれています。正解率も表示されるので、合格ラインに達しているかがすぐにわかります。とても便利なサイトですので、おすすめです。
※スマホだと正解率が表示されないようです。PCのブラウザなら表示されます。
スマホでもPCでも表示されます。
試験前はこのサイトを模試のような感じで使い、解きまくりました。
便利アイテム
- 電子メモパッド

計算問題を解くとき、紙やノートに書くとゴミになってしまうなと思ったので、書いて消せる電子メモパッドのブギーボードを購入しました。
専用のペンが付いていて、紙に鉛筆で書いているのと変わらないくらいの感触で書きやすく、書き終わったらボタンを押せば一瞬できれいに消えます。
計算問題や、技能試験では複線図をたくさん書いて練習するかと思うので、紙の無駄になりません。
いろいろなサイズが売られていますが、複線図の練習では大きく書きたかったので、10.5インチのものを使っていました。
わたしが使っていたものは、amazonで7,000円近くしてしまいますが、薄くて軽くて持ち運びも楽ですし、何度も書き直せるというのは試験勉強に大変役に立ちました。買ってよかったと思います。
8.5インチの画面のものであれば、ダイソーで500円(税抜き)で購入できます。もしよろしければ、購入を検討してみてください。
まとめ
試験勉強は少しの時間でも、コツコツ積み重ねていくことは大事です。それと同時に心が折れないようにするというのも大事だと感じました。
過去問を解いて自信を付ければ必ず筆記試験は突破できると思います。
最後にもう一度ポイントをおさらいします。
- すこしでもいいから毎日勉強する。
- 最初はわからなくて当たり前。間違えたっていい。
- どうしても理解ができない難しい問題は飛ばす。
受験生のみなさん頑張ってください。応援しています!