こんにちは、大家の鈴木です。いつもご覧いただきましてありがとうございます。
わたしがやっている退去時のリフォームメニューの3つ目をご紹介したいと思います。
黄ばんだスイッチやコンセントは古さを感じてしまう
年数が経つとスイッチやコンセントが黄ばんでいたり、形が古くなっていたりします。中身は交換せず、カバーだけ交換していて新旧や色がまちまちのものもあったりします。また、築30年を超えた私の物件では、古くなったコンセントがプラグの抜きさしで壊れてしまったことがありました。
古いものが部屋にあったりすると部屋全体の雰囲気が古く感じてしまって、入居付けに影響したり、入居していただいた後壊れてしまったら入居者様には不便かと思うので、わたしはすべて新しいものに交換しています。
自分で交換するには資格が必要!
自分でスイッチやコンセントを交換する際は、第二種電気工事士という資格が必要になります。無資格で作業すると罰則の対象になりますので、ご自分で作業されたい方はまず資格を取得しましょう。
第二種電気工事士の資格試験は独学でも取得が可能です。筆記試験と技能試験があります。試験のコツは別の記事に書きましたので、受験をされる方は参考にしてみてください。
部品
交換するときは、Panasonic製のコスモシリーズワイド21を使用しています。
古いスイッチと比べると大きなスイッチに代わり、見た目も新しく感じます。ワイドハンドルという大きなスイッチで押しやすくなります。
値段が安く、amazonやホームセンターで売られているので手に入りやすいというのも理由の一つです。
ビフォーアフター
コンセントとスイッチを交換する前と後の比較です。
コンセントやツイッチが新しくなったことで、新しい壁紙に溶け込むようになりました。また、大きく目立つスイッチに変わったことで、モダンな感じにもなったかと思います。
パナソニックのコスモシリーズワイド21には白以外にもベージュやグレー、ライトグリーンもありますので、壁紙に合わせて選ぶと部屋との一体感が出ると思います。
まとめ
リフォームの際は壁紙の張替えをされるかと思いますが、壁紙が新しいのにコンセントやスイッチが古いと部屋の古さを感じてしまいます。部屋の雰囲気を新しくするために、コンセントとスイッチも新しいものに交換してみましょう。
業者さんにお願いする場合は、部品のほかに交換の作業料などがかかります。くらしのマーケットで調べてみたところ、1か所の交換で7,000円くらい。2か所目以降はすこし割引といった感じでした。お部屋全体の交換となるとかなりの料金になるのではないかと思います。カバーの交換で対応するのもいいかと思いますが、わたしの物件のように築30年くらいでしたら、壊れる前に全部交換をご検討されてはいかがでしょうか。
自分で交換したいという大家さんは是非、第二種電気工事士の資格取得を目指してみてください。コンセントやスイッチ交換するときは部品代だけになりますので、かなりコスパのいい資格になるかと思います。
- コンセント、スイッチを交換すると部屋の雰囲気が新しくなる
- 業者さんにお願いすると交換1か所7,000円くらい
自分で作業するには資格が必要