シングル混合水栓に変えてみた

シングル混合栓に変えてみた 修繕

こんにちは、大家の鈴木です。いつもご覧いただきありがとうございます。

お湯と水でレバーが別れている古いタイプの水栓を、使い勝手のいいシングル混合栓に交換しました。

古い水栓

こちらが私の物件に付いていた、古い水栓です。

お湯と水それぞれにレバーと蛇口があり、適温のお湯にするには、お湯・水両方の蛇口を開けて調整しなくてはいけません。

使い勝手が悪いし、古く見えてしまうので交換したい。交換するなら、レバー1つでお湯と水を調整できる「シングル混合栓」がいいなと思っていました。

どうやって交換しよう・・・

交換したいとは思いますがどうやったらいいかわからないし、蛇口の種類なんかも見てみたいと思いホームセンターへ行ってみました。

そこで出会ったのがSANEIの「水まわりの解決帖」という冊子。

ホームセンターで見つけた冊子「水まわりの解決帖」

水栓コーナーに置かれていたこの冊子には、水まわりの仕組み部品の名前交換に使う部品の型番必要な工具が丁寧に記載されていました。もしお店で見かけたら、一通りもらっておくといいと思います。

また、もう一つ発見がありました。

施工簡単」の文字が付いたベンリー偏心管という部品。こちらもSANEIの製品で、取り付けたあとでも自由に位置が調整できるというものでした。

ホームセンターでは、手順や工具、サイトには動画が掲載されている「水まわりの解決帖と、難しい取り付けを簡単にしてくれるベンリー偏心管という便利な商品があるということがわかりました。

大家の鈴木
大家の鈴木

なんだか、わたしでもできそうな気がしてきた!

この冊子とベンリー偏心管を参考に、シングル混合栓への交換に挑戦することにしました。

用意したもの

  • シングル混合栓
  • 水栓レンチ
  • シールテープ
  • モンキーレンチ
  • 歯ブラシ
  • ぞうきん
  • 新聞紙

水栓は、SANEI製のベンリー偏心管がセットになった、シングル混合栓(K1712-3U)を選びました。


古い水栓を外すときは結構な力が必要ということで、取り外し用に水栓レンチを購入しました。


水栓の取り外し、取り付ける際に使います。


水栓を取り付けるには必須の道具です。

外した後、配管について古いシールテープや汚れを取るために、歯ブラシを使いました。

水栓を外したときに水が垂れますので、タオルを用意しました。

取り付けた後、漏れていないかを確認するために新聞紙を用意します。

やってみた

交換する際は、SANEIの「水まわり解決帖」のページを参考にさせていただきました。交換方法の解説動画も掲載されていますので、初めて交換される方はぜひ参考にしてみてください。

  1. 水道の元栓を閉める

まずは水が出ないように元栓を閉めます。


  1. 古い水栓を外す

古い水栓を外します。古い水栓に水栓レンチを引っ掛けて回します。

手で外すときと比べ力を入れやすいので、楽に外すことができました。

古い水栓を外したところ

※古い水栓は固着して外せない場合があります。無理をすると水道管を傷めてしまいます。外せない場合は無理せず業者さんにお願いしましよう。


  1. 水道管を掃除

古い水栓を外したら、水道管の部分を掃除します。こびり付いたシールテープやゴミを歯ブラシで掻き落としました。


  1. シールテープを巻く

ここでベンリー偏心管の登場!

偏心管の水道管に取り付ける側にシールテープを巻きます。

シールテープは時計回りに10回程度巻きました。


  1. 偏心管の取付

偏心管を取り付けます。

取り付けた後360度回転できる「ベンリー偏心管」を使用しているので、偏心管の向きを気にする必要はありません。

左右の高さが合うように注意して取り付けました。


  1. 蛇口取付

偏心管の向きを調整し蛇口を取り付けました。


  1. 元栓を開け、水が漏れていないか確認

元栓を開けた後、水が漏れていないか確認します。

もってきた新聞紙を壁と偏心管の間あたりに当てて、濡れないかを確認します。このときは濡れていないのを確認しましたが、初めての作業でしたし翌日も漏れがないか確認することにしました。


古い水栓
ビフォーアフター

翌日に確認してみると

翌日に確認してみると・・・。

もれてるーーー!

取り付け直後にはわかりませんでしが、少しずつ漏れていたようです。翌日に確認してよかった。漏れた水は床にまで垂れてしまっていました。

これではもちろんダメなのでやり直しです。

思い返してみると、わたしのシールテープの巻き方に問題があったかもしれません。巻いたシールテープが緩かったかも・・・と。

シールテープを巻いた後シールテープがネジ山にに食い込むように、ネジ山に沿って指で圧をかけてあげるのがコツということで、そのことを重視してもう一度シールテープを巻きました。

この日も取り付け後、水が漏れていないのを確認していますが、ジワジワ漏れているかもしれないので、翌日確認してみました。

そしてその翌日の確認では、今度は漏れもなく設置できたようです。

すこし時間がかかってしまいましたが、無事に交換が完了しました。

まとめ

はじめて水栓を交換してみたわけですが、冊子やネットで手順を見ながら、偏心管の位置調整が難しそうと思っていました。そんな難しそうな位置調整を、取り付けた後でも自由に回転して調整できるベンリー偏心管はありがたいなと思いました。

一方、注意すべき点もあります。

まず注意1つ目は、交換直後は漏れてなさそうと思ってもじつはゆーっくり漏れている場合があるということ。水道の元栓を開けたままにして、翌日も漏れを確認したほうがいいと思いました。

注意2つ目は、もし古い水栓が固着していて外れそうにないと思ったら、無理に外そうとしないこと。

無理に外そうとすると水道管が破損して、大掛かりな修繕費用が掛かる可能性があります

水道管に亀裂が入ってしまったり曲がってしまった場合、壁を壊して修理する必要があります。

無理だと思ったら業者さんにお願いしましょう。

それでは、まとめです。

  • ベンリー偏心管がオススメ
  • 巻いたシールテープはネジ山に食い込ませる
  • 翌日も水漏れ確認
  • ダメだと思ったら無理して作業しない

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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